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第145回10月27日

  10月も最終週です。今までは例年より温かく、過ごしやすい日が続いていました。今週からは平年並みに戻って朝晩は寒くなってくるようです。最近患者さんのお話を聞いていると、よく風邪を引いた話を聞きます。これからの季節は手洗い、うがいをしっかり行って風邪の予防に心がけてください。

 

 昨日は東京で第3回目の栄養学セミナーに参加してきました。前回と同じ秋葉原でした。昨日は麻生総理の街頭演説のせいか、人の行列もすごかったです。非常に疲れましたがそれ以上の収穫を得て帰ってきました。今週も頑張ります。

 

 今、石原結實先生の体温力という本をよんでいます。

以前、安保徹先生の自律神経と免疫力の関係のお話はしました。副交感神経を高める事で免疫力は上がるというお話です。

 今回の体温力は体温を1度上げると免疫力は5〜6倍上がるというお話です。何故医師や医療費が増えているのに病気は一向に減らないの?という素朴な疑問から始まります。1960年以降の減塩運動にもかかわらず、高血圧患者は減るどころか6000〜7000万人も存在します。何故?

 約50年前の成人の平均体温は約36.8度、子供が37.0度でした。これが現在、高い人で36.2度、多くの人が35.0度台で人類の平均体温の36.5度以上ある人は例外に近い程だそうです。(病気にかかって来院された人の体温の平均です)

 体温が1度下がると免疫力は30%減衰し、逆に平熱より1度上昇すると免疫力は5〜6倍になるそうです。この50年間で平均体温が1度下がっている日本人の免疫力はかなり下がって色々な病気にかかりやすくなっているとのことです。

 体温の下がる理由として

〇運動や筋肉労働の不足

 筋肉が一番発熱して体温を上げるので、筋肉が少ないと熱量も減る

〇塩分の控えすぎ

 塩は体を温める作用があるとの事

〇食べすぎ

 食べ過ぎて消化にエネルギーを使う事で発熱出来なくなる

〇体を冷やす食物の摂り過ぎ

 白米、小麦粉、白砂糖、肉、牛乳、ビール、洋菓子、南国のフルーツ等

〇ストレスのかかり過ぎている現代社会

 短時間のストレスは体温を上げるが長期のストレスは体温を下げる

〇化学薬品、化学調味料、食品添加物の摂取

 自然界に存在しない物はストレスになって体温を下げる

〇シャワーで済ませる入浴習慣

 湯船に入る事で体を芯から温める事ができる

〇夏のクーラー

 1年中冷えた環境に体が順応してしまう

 

 ウーム、納得する事が多いです。石原先生は体温を上げる為に食事が大切で、やはり和食を薦めています。今年の冬は食事と運動で体を冷えから守りましょう。

 

 

 

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